あらゆる形状のプラスティック部材をオーダーメイドで製造

自動車部品の素材としても広がるポリアミド(ナイロン)とは?

自動車には多くのプラスティック素材が使われています。特に自動車用樹脂の約6割は、PP(ポリプロピレン)が使われています(バンパー、トランクルーム内のデッキボードなど)。PP以外にも、燃料タンク等にはPE、ホイールキャップ等にはABS、自動車ルーフにはPCなどが使われています。今回ご紹介するポリアミド(ナイロン)は、通称PAと呼ばれ、自動車においては、冷却ファン、吸気管、ラジエータータンクなどに使われています。

ナイロンの歴史

ナイロンは、米国デュポン社の研究者ウォーレス・カロザースにより1935年に発明された素材。1941年には、日本の東洋レーヨン(現在の東レ)の星野孝平氏らによってナイロン6(当時はアミランと呼ばれていました)が合成されました。その後1960年代にはデュポン社により、ニッケル触媒を利用した1,3-ブタジエンのヒドロシアノ化によるナイロン6,6の合成法が開発されました。ほかにプロピレンをアンモ酸化したアクリロニトリルを原料に、ドイツのモンサント社(現在のバイエル)が電解ヒドロ二量化法により中間体のアジポニトリルを合成する方法も開発しました。

エンジンへの利用の歴史

1992年にゼネラルモーターズが当時、同社で最も普及し信頼性の高かったいエンジン「3800」シリーズに、デュポン社のザイテルナイロンを採用しました。これがナイロン素材の大量商業利用のきっかけとなり、以後現在に至るまで、自動車部品が金属からプラスチックへと大々的に切り替わる道筋を作ることとなりました。

冷却部品への利用の歴史

2009年は、デュポン高機能ポリマー事業部が、自動車用の冷却部品向けに供給を開始。この画期的な発明はSPE(全米プラスティック協会)より最も革新的なプラスティックの用途開発としてトヨタ自動車株式会社、株式会社デンソー、デュポンの3社が賞を授与されています。その後、2010年にはデュポンは新しいナイロン製品を発表し、吸気管への採用も一気に広がっていきました。

自動車部品だけでない幅広い用途

ナイロンは、自動車部品だけでなく、ご存知の通り衣類の記事としてアパレル業界でも広く用いられています。スマートフォンやPCにもなくてはならない重要な素材となっています。私どもHAMAXは、ナイロン(ポリアミド)の製造・加工でも多数の実績がございます。是非本サイトよりお気軽にお問い合わせください。

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